年長さんのお茶がありました。

まずは「今日もよろしくお願いいたします。」のご挨拶

お茶は礼に始まり礼に終わるということを教わりました。
またお辞儀をすることが多いですが、招く方も招かれるお客様も「ありがとう」の気持ちを込めてお辞儀をしますと教えていただきました。

本日の掛け軸を眺めます。

今回は「閑坐聴松風」と書かれたお軸です。
梅雨の時期は心も体も疲れてしまうことがあるけれど、閑かに座って耳を澄ませると良い風が吹いてきて、心が穏やかになりますね。
今日はそのようなことをお話し、感じながらお茶を楽しみました。

次にお道具のお名前を教えていただきました。

お茶が入っている棗(なつめ)は、ナツメという果実に似ていることから名前が付けられたそうです。

「お茶が入ってる!」「この中は水!」と写真と本物を見比べて興味津々なご様子でした。

そして実際にお菓子とお茶を頂きました。

「何て言うんだっけ?」と尋ねると、「お先に!」とすぐに答えてくれたお子様たち。

「お先に頂きます」「どうぞ召し上がれ」という気持ちが自然に出てくること、素晴らしいですね。

お友達と食べるお菓子は美味しくて、笑みがこぼれます!

お茶の頂き方も前回教えたことをきちんと覚えていて、上手に頂くことが出来ていました。

毎日様々な活動に元気いっぱい取り組んでいる年長のお子様たち。

今日は心を落ち着かせ静かに座り、お仲間と穏やかなお茶のひとときを過ごしました。

また次回はどのようなお軸か、何のお花か、どのようなお菓子か楽しみにしていて下さい!




