学校法人のぞみ幼稚園

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2月のお茶のひととき🍵

先日は今年初めての雪が降り、寒さも一段と増してきましたね。

お茶室はお釜の熱でぽかぽか温く、忙しい年長さんがほっと一息つくことができました。

本日の掛け軸は、字だけでなく絵がメインのものでした。

疑是銀河落九天(ぎ これ ぎんが きゅうてんにおちる)

と書かれているそうです。

中国の一番高い山にある滝を見て、天の川が落ちてきたかのように思えたという詩だそうです。

「もくもくしてるのが木みたいに見える!」

「あ、あれ滝だ!森みたいだね」

「竜巻みたいに見える」

などなど、一人一人掛け軸を見て色々な感想を述べていました。

みんなが心に思ったことはそれぞれ違うかもしれませんが、どれも正しいことですよ、とよしこ先生からお話がありました。

初めてのものに触れ、いろんなことを感じ、自分はこう思うと伝えることができるのは素敵なことですね。

いろんなことを見て感じて学べるお茶の時間です。

本日のお花は梅、水仙、ふき(葉)でした。

水仙は前回においをかいでもらったのを覚えていたようで、「石鹸のにおいのお花だよね」と話しているお子様もいらっしゃいました。

本日のお菓子はどら焼きと歌舞伎揚げでした。

みなさんお茶の時間を通して、あんこや練り切りなど、日本の甘いお菓子に慣れてきましたね。

美味しい!という声や幸せそうなお顔がたくさん見られて、先生たちも嬉しいです。

今回もおかわりしたいなぁの声がたくさん聞かれました。

お茶の飲み方もとても上手です。

みんな残すことなく飲むことが出来るようになりましたね。

みなさんがとても上手にお茶を飲めるようになったので、今日は拝見の時間がありました。

お茶のお道具の一つ、茶杓を拝見させていただきました。

拝見する時は、高い所で見るのではなく畳からあまり離さないようにします。

こうすることで大切に扱っているのが相手にも伝わりますね。

今回拝見したこの茶杓、実は博物館などに置いてあってもおかしくないくらい凄く貴重なものなのです!

300年前のものだそうで、みなさんのおじいちゃんおばあちゃんが生まれるよりもずっと前のものだとか。

300年大切に受け継がれてきて、今それを見ることが出来るなんて、、素晴らしいことですね。

お子様方も300年前と聞いて、「300年!?」「300って、100が3回ってことだよね!?」ととても驚いていました。

みなさん初めてとは思えないくらい、とても上手に拝見していました。

大人顔負けの拝見の仕方に大変驚きました。

さすが年長さん、かっこいいです!!

寂しいことに、いよいよ次回が最後のお茶です。

最後はどんなお菓子か、楽しみにしていてくださいね♪