先日年長さんのお茶がありました。
11月から景色が変わりました。どこでしょう?
そうです!
お釜です!!
お茶にも衣替えがあり、お客様にも温まってもらうために、夏はなるべく遠くにあったお釜をお部屋の真ん中に置くそうです。
掛け軸とお花です。
「門を開けば落葉多し」(もんをひらけばらくようおおし)
本当は前に、聴雨寒更盡(雨を聴いて寒更につき)という禅語があり、対句になっているそうです。
門を開いてみると、あたり一面の落葉である。さては、夜よすがら雨の音だと思って聴いていたのは、雨の音ではなくて、屋根を打つ落葉の音であったのか・・・!という風情を詠った句だそうです。
墨で書かれた掛け軸の色は黒ですが、お軸の内容を知ると急に茶室が色づきました。
秋の葉っぱは赤や黄色、茶色など色とりどりで、葉っぱもお友達も十人十色ですね!
お花は菊と紅葉でした。
紅葉を見て、「うちにもある!」「公園で見たことある!」とお話していました。
そしてお菓子は栗をお出ししました。
栗を初めて召し上がったお友達もいらっしゃったようです。
他に秋の食べ物を聞くと「さつまいも」「さんま」「鮭」と答えが返ってきて、よく知ってるなぁと感心しました。
温かいお茶室で、秋を感じながら栗やお茶を召し上がった時間は楽しかったでしょうか。
秋といえばスポーツの秋!芸術の秋!
食欲の秋!!食べ物が美味しい季節ですね!!
だんだんと冬が近づいてきていますが、素敵な日本の秋を楽しんで過ごしていきたいですね。